クレジットカードの仕組み

私達がクレジットカードを使用できるのは、どのような仕組みによるのでしょうか。クレジットカードの全体構造は、クレジットカード会社、会員(クレジットカードの持ち主)、クレジットカード加盟店により成り立っています。

クレジットカード会社は、VISA、マスターカードなどです。カードを発行している企業です。会員は、クレジットカードを実際に所持して使用する人たちです。クレジットカード会社に申し込み、審査を通過したら、契約が成立します。クレジットカード加盟店は、百貨店、レストラン、ガソリンスタンド、ホテルなど、会員が支払いの際にクレジットカードを使用できるお店です。

クレジットカードの仕組みを大雑把に言うと、クレジットカード会社による肩代わり支払いシステムです。会員の立場から言うと、後払いシステムです。

さらに具体的に説明しましょう。会員は、加盟店で何かを買物をします。そのとき現金の支払いはせず、クレジットカードを提示します。加盟店は買物の代金をクレジットカード会社に請求し、クレジットカードは会社は加盟店にその金額を支払います。後日、クレジットカード会社はその金額を会員に請求し、会員はクレジットカード会社にその金額の支払い(通常は、銀行口座からの引き落とし)をするのです。

会員は、手持ちの現金が無くても買物ができる利便性があります。クレジットカード会社はどういうメリットがあって、このようなビジネスを行っているのでしょうか。クレジットカード会社は、会員の買物金額の中から3?7%の手数料収入を得るのです。また、会員がキャッシング、カードローンを使用すれば、その手数料も得られます。加盟店にとっては、どうでしょう。売上の中から手数料をクレジットカード会社に取られるという点はデメリットですが、クレジットカードによる支払いに対応することにより、客の支払い選択肢を増やし、通常なら買ってもらえなかったかもしれない商品を買ってもらえることが増えるのです。

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